プロジェクトNext:御礼:大船渡三陸FC(サッカー用品3)

大船渡三陸FC(サッカー用品3)

あなたと被災地をつなぐ「顔が見える支援」

Aiding survivors “face-to-face”    

 

愛にあふれた素晴らしい街を





 一般社団法人プロジェクトNext

   代表理事 打越 岳

        会員一同 様

 


謹啓

 春寒しだいに緩むころ、皆様におかれましては、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。

 日頃より皆様からいただきました御厚情のほど、心より御礼申し上げます。


 昨年の3月11日突如、襲いかかった大地震と大津波、一瞬にして全てを奪い去ってしまいました。肉親、友人、家、学校、大好きだったサッカーグランド、そこにあったサッカー用具、ボール、ユニホーム、そして一番大切な子供たちの笑顔まで無くしてしまいました。


 どの様にしたら、子供たちの傷ついた心と笑顔を取り戻せるのか、私もいろいろと悩んでおりましたところ、盛岡商業サッカー部斎藤監督、宮城県サッカー協会会長小幡氏、鹿島アントラーズ小笠原満男選手他多くのサッカー関係者から励ましの電話があり子供たちにサッカーボール、シューズが届きました。

 単純な答えでした。子供たちが大好きなサッカーをやればいいんだ。周囲はこんな時にサッカーと言うかもしれない。大三FCの指導者、育成会、友人等と相談し、子供たちの笑顔が見られるならと思い、震災後1ヶ月が過ぎた4月10日(日)大船渡市内で唯一使用できた大船渡高校のグランドを借りて、大三FCの小学生から社会人までが集まり、ボールを蹴りました。

 当初、戸惑い気味だった子供たちも、久々に蹴るボールの感触に緊張も和らぎ、大声で仲間の名前を呼び笑顔がグランドにいっぱいでした。


 あの大震災から一年が過ぎ、復興・復旧の兆しは見えてきておりますが、まだまだ始まったばかりです。その様な中で当倶楽部指導者、新沼一彦君がそちら様でお世話になっている縁もあり特段の配慮をいただき、震災で失ったサッカー用具(ラインカー、作戦ボード、トレーニング用ラダー、メディカルバッグ、遠征用バッグ、他)子供たちには(絨毯マット、ボール、スクイズボトル、ウィダー他)指導者には(審判用セット、ウォーマージャケット・パンツ)その他プロジェクトNext様を通じて日本はもとより世界の皆様から温かい多くの愛をいただきました。

 最後になりましたが、私を始めとした指導者、子供たちが、国内外の皆様から戴いた優しい愛を感じ、受け止め、これから大きく成長し、いつの日にか皆様をお迎えし、愛にあふれた素晴らしい街ができる事をお約束いたします。


 皆様の、御健康と今後のご活躍を御祈念申し上げ御礼といたします。


謹白


平成24年3月21日



大船渡三陸フットボールクラブ
代表 田中正芳